開園までのヒストリー
脱サラして農業で起業、ゼロからのスタート…!
これは当農園のオーナーが“harucoco farm(ハルココファーム)”の開園に至るまでのストーリーです。
“harucoco farm(ハルココファーム)”は、どこにでもいる普通のサラリーマンだった私が、すべて自分の手で作り上げた農園です。
2008年のリーマンショックの影響で当時勤務していた会社の業績が低迷…。
「つまらない仕事に転職するよりは一か八かでやりたいことに挑戦しよう!」と、農業で起業することを決意しました。
2009年12月に約20年勤めた会社を退社し、2010年1月から山梨県北杜市の小尾農園にて研修を開始しました。
2010年5月には山梨県立農業大学校農業科果樹コース入学し、約10ヶ月間の座学と実地研修で農業の基礎を学びました。
共に学んでいた仲間のほとんどは実家が農家などで農地や機械をすでに持っており、私のように農家出身でない人は農地の確保に苦労していました。
私も会社を退社してからずっと農地を探し続けていましたが大学校卒業後も見つけられず…結局とりあえず就職する羽目に…。
2011年4月から約2年にわたり契約社員として働きながら農地を探し続けて諦めかけていたころ、研修させていただいていた小尾農園の方に県の農政と山中湖村役場の方から話があり、ようやく現在の場所が借りられることになりました!
2013年3月に山中湖村に念願の農地を取得、“harucoco farm(ハルココファーム)”開園に向けて本格始動しました!
3~4年は樹を大きくするための育成期間となるため無収入。バイトをしながら栽培管理・草刈・獣害対策に追われる日々。
台風被害や凍霜害など自然の厳しさと人間の無力さを思い知らされながらも夢を叶えるために奮闘しました。
そして、ブルーベリーの樹も大きく育って収穫量も増え、いよいよ観光農園としてお客様をお迎えしようとした矢先、まさかのコロナ禍に突入…またもやどん底状態へ!
2020年~2021年、ブルーベリー狩りの観光農園としてオープンするもコロナ禍でお客様はほとんど来園されず肉体的にも経済的にもツラい思いをしましたが、2022年の夏にはまだコロナ禍ではありましたが外出制限の緩和によって多くのお客様にご来園いただきました!
人生山あり谷あり、当初の計画より大幅に遅れてしまいましたが、ようやく夢を実現できました!
しかし、まだまだ夢の途中。お客様の休憩スペースの拡大、農園カフェ計画などなど、多くの目標に向けて今も歩み続けています。
たくさんの子供連れファミリーやカップルで賑わう観光農園に成長していくため、ここからが本当のスタートだと思っています。
山中湖周辺にはレジャーやアクティビティを楽しめるスポットが多くあります。
当農園も観光地のひとつとして、多くのお客様に感動と笑顔をお届けできるよう精一杯おもてなししたいと考えています!